2021/8/18
micropythonにreplでアクセスする
replとは、repl:「Read(読み取り)、Eval(評価)、Print(印字)、Loop(ループ)」の頭字語です。
micropython上でコマンドを実行できる仕組みで、コマンドプロンプトのようなイメージです。
コードをテストするときに、コマンドを一つずつ実行できるので便利です。
アクセス方法
デバイスのシリアルポートに、シリアル通信アプリ(teratermなど)で接続します。
通信速度は115200bpsです。
CTR+Cを二回で、mainで実行している処理を中止してreplで操作可能になります。
コマンド
コマンド | 内容 |
---|---|
help() | ヘルプを表示 |
help('modules') | 使用可能なライブラリを表示 |
help(obj) | 調べたいobjectの説明を表示 |
dir() | import済みのファイル情報の表示 |
sys.path.append('パス') | import時に探索されるパスを追加 |
os.listdir() | カレントディレクトリのファイルを表示 |
os.listdir("パス") | "パス"内のファイルを表示 |
os.chdir("パス") | "パス"へカレントディレクトリを移動 |
tabキー | 入力候補の表示 |
以上です。