2022/3/29
RaspberryPi+カメラで毎日決まった時間に定期的に写真を撮る
ラズパイのcronという機能と、カメラを制御するpythonのプログラムを組み合わせることで、毎日決まった時間に写真を撮って保存することができます。
何かを観測するときに便利です。
以下、手順になります。
1. カメラの画像を保存するプログラムを作る
ラズパイ画面の左上メニューの「プログラミング ⇒ Thonny Python IDE」をクリックして起動し、下記のようなプログラムを作成します。
カメラの画像を保存するプログラムです。
from picamera import PiCamera
import datetime
camera = PiCamera()
nowdate = datetime.datetime.now()
camera.start_preview()
filename = '/home/pi/Desktop/pictures/'+nowdate.strftime('%m%d_%H%M%S')+'.jpg'
camera.capture(filename)
camera.stop_preview()
以下のサイトが参考になります。
カメラモジュールを始めよう
2. cronを設定して定期的にプログラムを実行する
ラズパイのターミナルで下記のコマンドを実行し、ラズパイのcronを設定します。
cronとは、Linux系のOSの機能で、時間を指定して繰り返し処理を実行する仕組みです。
例えば、毎日9時に指定したコマンドを実行する、といった処理が可能です。
詳細は下記を参照ください。
crontab -e
編集画面が開いたら以下を記述
*/5 * * * * /usr/bin/python3 /home/pi/camera.py
上記は、5分おきに「/home/pi/camera.py」をpythonで実行する設定です。
時間や実行コマンドを、自分の使う環境に合わせて変更して使用します。
撮った写真は、Windows PCに取り出したい場合は、ラズパイにSambaというソフトを入れておくと簡単に取り出すことができます。
下記に手順をまとめていますのでよろしければ参照ください。
以上です。